市民団体運営の課題は「情報発信」。様々な団体が共有で使えるプラットフォームでの賑わいは、市民活動に参加していない人の眼にもふれ、興味と行動を促すマグネットになるのでは…

協力隊の活動ブログ

君津市 市民活動支援課が主催する市民団体の情報交換会に参加してきました。前回はセミナー&各団体の活動紹介という内容でしたが、今回は具体的に活動するうえで困っていることや課題となっていることを洗い出してみるワークショップ形式で進められました。

さまざまな課題があげられましたが、共通項として以下の3点に絞られ、それらを解決するアイディアを出し合いました。
➀人に関すること
②お金(資金繰り)に関すること
②情報発信について

➀人に関すること
どの団体でも共通して「活動人員が足りない」、「地域の方々に活動を知ってもらい参加してもらうにはどうしたらいいか?」という課題があります。そして後継者不足も。若い世代にバトンタッチしたいが若い世代と交流する機会がない。そもそも地域と交流するシチュエーションがないので活動内容が地域に伝わっていない。「活動内容が団体外の人に見えるようなればもっと人が集まってくるのだが・・・」。拠点があればそれをハブとして人が集まってくるという意見もあげられました。場づくりですね。

②お金(資金繰り)に関すること
ボランティアでやっていることなので自己資金を投下することはできない。なので助成金や補助金を確保して運営するんですが、その申請(手続き)のしかたが分からない。行政でどんな支援策があるのかの情報へのアクセスルートも不足していると感じます。一方で、クラウドファンディングでの資金調達を検討したり、事業化やNPO法人化といった踏み込んだアクションを検討している団体では、それを進めるうえでのスキル不足で足踏みしている現状も確認できました。このような取組みにハンズオンで並走する『しくみ』が必要だなと思います。

③情報発信について
これは「人に関すること」とも共通するんですが、情報発信力が足りないと切実に感じていること。情報発信力があればもっと地域住民をまきこめるのに・・・。ホームページを開設したり、ポスターやチラシを作ったり、SNSの活用を試みてはいるが、専門の担当者がいるわけじゃないので有効活用しきれていないというお悩みです。その一方で積極的に情報発信に取り組んでいる団体からは、個人情報管理などセキュリティー面での不安があげられました。

短い時間でしたが様々な団体のナマの声に触れられて勉強になりました。これは私の個人的な考えですが『団体どうしの連携』が解決の糸口になるんじゃないかと。団体それぞれで活動は様々ですが、人がかぶる(複数の活動に参加している人多数)、目的も(一部)かぶる、場所(拠点)やITなど必要なリソースもかぶっています。

様々な団体が共有で使える情報発信のプラットフォームがあえば、そこで賑わいと交流が生まれる。その賑わいは市民活動に参加していない人の眼にもふれ、興味と行動を促すマグネットになるのではないかと思います。地域おこし協力隊の「地域コミュニティ支援」として、私にできることはないかと考えてみます。

Miyama Masahiro

Miyama Masahiro

深山雅弘(みやま・まさひろ):千葉県千葉市出身。大学卒業後、都内の広告代理店やシステム開発会社、マーケティング会社などで新規事業開発に関わる営業や企画の仕事に従事。定年退職後は社会貢献できる仕事をしたいと千葉県君津市の地域おこし協力隊に志願する。主なミッションは空き家活用・移住促進、地域コミュニティ団体のコーディネーターも兼務。趣味はスポーツクラブ通いとエレキベース演奏。 eMail: miyama@movetokimitsu.jp

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