空き家はやっかいものじゃなくて可能性。生まれ育った田舎の家が地域活性の拠点になるなんて、ステキなことじゃないかな。

協力隊の活動ブログ

2023年3月25日(土)「君津市空き家活用セミナー」を開催しました。当日はあいにくの雨模様で客足が心配でしたが、定員を上回るお客様にご来場いただき、盛況のうちに終わることができました。

1部は私から空き家にまつわる重要な法律「空家等対策特別措置法」についての解説。2部では株式会社KLCの小林社長様から「空き家が売れない2つの理由」というテーマで。セミナー後に予定していた個別相談は、当初想定していた以上のお申込みをいただき、時間枠内では皆さん均等に対応することができないため、相談シートに希望日時をご記入いただき、後日個別にお伺いしてお話しをお聞きする形に変更させていただきました。

みなさん最後まで真剣に前を向いて聴いていただいたのは純粋にうれしいですね。次回以降どんなテーマで開催してほしいかのヒントもいただき、確かな手ごたえを感じています。

セミナーの時にもお話ししましたが、市街地の物件は住居として売ったり貸したりできるでしょうが、田舎の物件はそう簡単にはいきません。田舎の地域にはその地域の課題がある。市街地で受けられる民間サービスがない、交通の便が悪く買い物や病院通いが困難、娯楽も少ないです。

それなら、このような地域課題の解決にチャレンジする事業者に安価に貸し出してはどうだろうか。カフェやレストラン、サロンの開業を夢見ている若者もたくさんいます。そういう人達に空き家を提供することで、地域に新しい活力を呼び込み、地域が便利に安全になる。空き家はやっかいものじゃなくて可能性なんです。生まれ育った田舎の家が地域活性の拠点になるなんて、ステキなことじゃないかなと思います。

最後に本セミナーに協力していただいた君津市関係者の皆さま、応援にかけつけてくれた「コミュニティ清和」「君津の暮らしを考え隊」のメンバーの皆さまに感謝します。ありがとうございました!

第1回 君津市空き家活用セミナー~空き家が売れない2つの理由
https://movetokimitsu.jp/seminar_20230225/

遊休地/負動産のプロフェッショナル – 株式会社KLC
http://klc1809.com

Miyama Masahiro

Miyama Masahiro

深山雅弘(みやま・まさひろ):大学卒業後、都内の広告代理店やシステム開発会社、マーケティング会社などで営業や企画の仕事に従事。定年退職後は社会貢献できる仕事をしたいと千葉県君津市の地域おこし協力隊に志願する。任期満了後、君津市清和地区でまちおこし会社「株式会社レラシオンジャパン」を起業。空き家活用・移住促進・地域コミュニティコーディネーターとして活動中。趣味はスポーツクラブ通いとエレキベース演奏。 eMail: miyama@movetokimitsu.jp

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