コロナ禍をきっかけに生活のすべてを君津の奥米に移し、完全移住しました。

空き家の活用事例
プロフィールを教えてください。

妻と私はオーストラリアのメルボルン出身です。私達は20年以上日本に住んでおり、その前は香港に住んでいました。子供は2人で、1人はニュージーランド、もう1人はオーストラリアに住んでいます。妻は「いのちの電話」で働き、私は米国銀行の日本法人で働いています。そして時折、欧米の雑誌やウェブサイトに日本から写真や記事を投稿したりもしています。

君津に移住する前はどこに住んでいましたか?

私達は東京の渋谷に住んでいました。

なぜ古民家に住もうと思ったのですか?

妻と私は古民家が大好きで(私は大正スタイル、妻は民家が好き)、古民家を買ってリフォームし、別荘として使うことを考えました。そこで、長野や新潟で探したのですが、それらは週末に出かけるにはあまりに時間がかかりすぎた(車~電車~車)。そして、千葉県の茂原や鴨川、市原と探しまわるうち、ある日、地元の不動産屋さんに助けてもらって、今の奥米の家を見つけました。

君津は東京からたったの75分です。金曜の仕事終わりに車で向かい、日曜の夜か月曜の朝には東京に帰れます。とっても便利! これまでは週末別荘として使っていましたが、コロナ禍をきっかけに生活のすべてを君津の奥米に移し、完全移住しました。今は多くの企業が在宅勤務(テレワーク)を推奨していますね。君津に移住するにはとっても良い機会だと思います。

君津(奥米)に住んでみた感想(良い点・悪い点)を教えてください。

いちばんは東京に近いということ。グッドなサービス、ショッピング、レストラン、観光地、散歩道、ドライブコース、良好な電車でのアクセスなど、良い点はたくさんあります。さらに、東京から近いため、東京から訪れる友人たちにとっても便利です。私達の家には、定期的にアメリカやイギリス、オーストラリアからの来客があります。彼らはみんな房総半島が大好きです。

悪い点は、時折森にゴミを捨てる人がいることです。そのおかけで、この地域は雑然として、悪い印象を与えてしまう時があります。ゼロ・トレランスはゴミ対策に有効な方法です。きれいに整頓されていれば、人はゴミを捨てません。もし、その場所が汚れていたり、生い茂っていたりすると、人々はゴミを投げてもいいと考えるのです。奥米をもっと住みやすいいい地域にするために、地域の皆さんと一緒にこの問題を解決していきたいと思います。

最後に、君津への移住を検討されている方へのメッセージを

東京に近い!
いいことだらけ!
そして、安い!

Miyama Masahiro

Miyama Masahiro

深山雅弘(みやま・まさひろ):大学卒業後、都内の広告代理店やシステム開発会社、マーケティング会社などで営業や企画の仕事に従事。定年退職後は社会貢献できる仕事をしたいと千葉県君津市の地域おこし協力隊に志願する。任期満了後、君津市清和地区でまちおこし会社「株式会社レラシオンジャパン」を起業。空き家活用・移住促進・地域コミュニティコーディネーターとして活動中。趣味はスポーツクラブ通いとエレキベース演奏。 eMail: miyama@movetokimitsu.jp

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