竹から生まれたかぐや姫。竹害といわれ嫌われものだった竹を「かぐやの道」として観光資源にするプロジェクトが始まります。

協力隊の活動ブログ

昔むかしあるところに、竹を取り様々な用途に使い暮らしていた竹取の翁というおじいさんとおばあさんがおりました。ある日、翁が竹林にでかけると光り輝く竹がありました。不思議に思って近寄ってみると、中には三寸(約9cm)程の可愛らしい女の子が座っていた。二人は自分たちの子供として大切に育てることにしました。その後、竹の中に金を見つける日が続き、翁の夫婦は豊かになっていきました。翁が見つけた子供はどんどん大きくなり、この世のものとは思えない程の美しさで、名を「かぐや姫」と名付けられました…。

私がお手伝いしている小糸川の竹林を整備する活動をしている「こいとのきこり隊」でステキなアクティビティが始まります。「こいとのきこり隊」が伐採・整備した小糸川沿いの遊歩道に竹をインテリアとして加工した「竹あかり」を設置し、ここを「かぐやの道」として地域の観光スポットにしようというチャレンジです。

竹を使った町おこしは他の地域でも行われていますが、「こいとのきこり隊」では竹の伐採という環境整備活動から竹あかり制作~点灯イベントまでを一連のアクティビティとしているのが特長です。

「こいとのきこり隊」の伐採活動に参加された方は、自分が伐採した竹を「竹あかり」素材としてキープできます。それをきこり隊主催のワークショップで「竹あかり」に加工。できあがった「竹あかり」を皆で整備した遊歩道に設置します。かぐや姫の誕生日といわれている7月7日にアクティビティ参加者全員の「竹あかり」が点灯され、小糸川遊歩道を光輝く「かぐやの道」として一般開放する計画です。

2月3日(土)に「こいとのきこり隊」本拠地である小糸地区行馬のどんど焼きがあり、ここで「かぐやの道」のデモを行いました。「こいとのきこり隊」のメンバーで協力して伐採した竹を加工し、10本ほどの「竹あかり」を制作。どんど焼き会場のあぜ道をやさしく照らしました。地域の人達もたいへん興味をもってくれたのはうれしいですね。小糸・君津以外の地域の方にも是非この活動にご参加いただき、「かぐやの道」オープンの感動を共有できたらいいなと思います。

どんど焼き:
どんど焼きは、正月の松飾り・しめなわ・書き初めなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やすという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事です。君津市内では、節分の前後に行われます。

竹あかり:
竹あかりは、竹に穴をあけ、中に電球やLEDなどを入れて明かりを灯したもの。主に孟宗竹などの直径9cm以上の竹が使用される。古くから竹は、内部にろうそくなどを入れて灯火用具として使用されてきた。単に竹を切っただけのものもあれば、表皮を剥ぐなど加工をする場合もある。用途としては道路で足下を照らす場合や、神社仏閣などの祭礼で用いられる場合、個人のインテリアとして用いる場合などがある。数ある竹のあかりの中で特に、竹にドリルで穴をあけ、あかりを灯すものが「竹あかり」と呼ばれている。

竹林整備活動で災害に負けないまちづくり – こいとのきこり隊
https://koitonokikori.com/

Miyama Masahiro

Miyama Masahiro

深山雅弘(みやま・まさひろ):千葉県千葉市出身。大学卒業後、都内の広告代理店やシステム開発会社、マーケティング会社などで新規事業開発に関わる営業や企画の仕事に従事。定年退職後は社会貢献できる仕事をしたいと千葉県君津市の地域おこし協力隊に志願する。主なミッションは空き家活用・移住促進、地域コミュニティ団体のコーディネーターも兼務。趣味はスポーツクラブ通いとエレキベース演奏。 eMail: miyama@movetokimitsu.jp

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