今もその地域に住んでいる人にとっては、放置空き家は問題以外のなにものでもないんです。

協力隊の活動ブログ

2024年2月17日(土)『清和地区 空き家活用セミナー』を旧秋元小学校を複合整備し1月にリニューアルオープンした清和地域拠点複合施設「おらがわ」で開催しました。これまで君津地区で行ってきた空き家活用セミナーの内容を凝縮してお伝えしました。

事前の周知が悪かったのか、残念ながら多くの参加者は集まりませんでしたが、少人数なぶんじっくり時間をかけてお話しできたのはよかったなと思います。清和に限ったことではないですが、田舎の家の特徴として、

◎住居が隣接してないので近隣からの苦情になりにくい
◎そもそも固定資産税が安いので、そんな負担にならない
◎売りに出しても条件が悪いので買い手がつかない
◎遠いので、そう頻繁に手入れに通えない
◎モノが置きっぱなし、片付けないと売るに売れない

という現状がうかがえます。なので処分に動きださず空き家のまま放置。しかし、今もその地域に住んでいる人にとっては、放置空き家は問題以外のなにものでもないんです。では、どのように処分したらいいのでしょうか?

不動産サイトに登録できるのは売り物として使えるのだけ、壊れたままや家財が残っている物件は扱ってくれません。かといって費用をかけてリフォームしても希望価格で売れると限らない。リフォーム代を回収するため売値を高くしたら買い手はつかない。悪循環ですね。

君津市の空き家は令和元年の台風15号で被害を被り、それをきっかけに空き家のままというケースが多いです。そのような家は修繕しないまま空き家にしていたため痛んでいるものが多い。しかし、あきらめないでください。その現状でも欲しいという人はきっと現れます。

◎ウチはボロだから・・・
◎田舎でまわりになんにもない・・・
◎交通が不便だから・・・

あえてそういう家を好んで探している人は一定数います。情報を積極的にだしていけば、そういう買い手(借り手)と巡りあえる。しかし、不動産会社ではそのような家はなかなか取り扱ってくれず、情報発信の手段がありません。

私がお手伝いしているコミュニティ清和で3月に、首都圏在住の移住を検討しているご家族に向けて清和の空き家をご案内する「清和地区 空き家内覧ツアー」を実施します。単なる物件の内覧だけでなく、地域住民との懇親会をセットにし、地域での暮らしぶりを紹介し移住生活の不安を解消。移住後すみやかに地域に馴染むようお手伝いするイベントです。

◎日々の買い物はどうしているのか?
◎子供はどうやって学校に通っているのか?
◎仕事はどうしているのか?
◎都内に通勤できるのか?
◎病院は?

などなど。観光ガイドブックや自治体広報では分からないリアルな田舎暮らしを学習できます。その地域を知り、好きになって移住してもらう企画。すでに第1回は定員となってしまいましたが、今後も継続して開催していく予定ですので、ご興味ある方はコミュニティ清和のホームページからコンタクトしてくれるとうれしいです。

君津市清和地区 空き家活用セミナー
https://movetokimitsu.jp/seminar_20240217/

君津市清和地区 空き家内覧ツアー
https://seiwa-town.com/2024/02/16/20240216/

むらをつくる。むらをまもる。いつまでも。- コミュニティ清和
https://seiwa-town.com/

Miyama Masahiro

Miyama Masahiro

深山雅弘(みやま・まさひろ):千葉県千葉市出身。大学卒業後、都内の広告代理店やシステム開発会社、マーケティング会社などで新規事業開発に関わる営業や企画の仕事に従事。定年退職後は社会貢献できる仕事をしたいと千葉県君津市の地域おこし協力隊に志願する。主なミッションは空き家活用・移住促進、地域コミュニティ団体のコーディネーターも兼務。趣味はスポーツクラブ通いとエレキベース演奏。 eMail: miyama@movetokimitsu.jp

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