空き家になった田舎の商店が地域のコミュニティ拠点として蘇ろうとしています。

空き家の活用事例

どこの町にもあった「田舎の商店」。お菓子にパンにジュースにお酒、切手にタバコなど、なんでも売ってる雑貨屋さん。千葉県で2番目に高い山、鹿野山の山頂にもそんなお店がありました。90代のおばあちゃんが店番してた小さな商店。そこに行けば大好きなおばあちゃんに会える。そこにいけばいつも知り合いがいて茶飲み話に花を咲かせる。地域のにぎわいをつくる、地域にかかせないもの。そういうお店が日本中いたるところにありました。

時代が変わりモーターリゼーションが普及し、多くの人々は品ぞろえ豊富な街道沿いのスーパーに買い物に行くようになりました。後継者がいない田舎の商店は閉店し、使われないまま空き家になっています。コミュニティ清和では、そこを新たなコミュニケーション拠点として蘇らせ、鹿野山に新しいにぎわいを作っていこうというチャレンジを始め、その拠点を『清和ウェルカムハウス』と名付けました。

ここでなにをやるのかというと2つあって、君津市清和地区に眠っている空き家を掘り起こし、空き家の案内所として活用します。都心から君津(清和地区)に移住しようとする人に向けて「空き家ツアー」というイベントを開催。ただ物件を紹介するだけじゃなくて、先輩移住者や地元住民との交流会をセットにし、地域での暮らしを感じてもらい、その地域を好きになってくれて移住してもらおうというイベントです。

もうひとつは、清和地区を楽しむ・感じるアクティビティの案内所。コミュニティ清和の人気アクティビティで「年間通しの稲作体験」というのがあります。その集合場所だったり、清和を楽しむワークショップを開催したりとか、コミュニティスペースとしての利活用ですね。地域の人達にとって「商店」は単なる個人の所有物ではなくて地域のもの(地域にとって大切なもの)なんです。イベント実施日以外は、地域の皆さんで手作りショップや趣味の集まりの場や憩いの場としてご利用いただけたらうれしいです。

今日は「実感の循環学校」のメンバーと手分けして店内の大掃除をやりました。今はまだまっさらな状態なので、これからみんなでアイディアを出し合いながら、どういうふうに作っていこうか考えたいと思います。どんな感じに蘇るか、楽しみにしていてくださいね。

むらをつくる。むらをまもる。いつまでも。- コミュニティ清和
https://seiwa-town.com/

市民が主役のまちづくり事業
https://www.city.kimitsu.lg.jp/life/5/26/320/

Miyama Masahiro

Miyama Masahiro

深山雅弘(みやま・まさひろ):千葉県千葉市出身。大学卒業後、都内の広告代理店やシステム開発会社、マーケティング会社などで新規事業開発に関わる営業や企画の仕事に従事。定年退職後は社会貢献できる仕事をしたいと千葉県君津市の地域おこし協力隊に志願する。主なミッションは空き家活用・移住促進、地域コミュニティ団体のコーディネーターも兼務。趣味はスポーツクラブ通いとエレキベース演奏。 eMail: miyama@movetokimitsu.jp

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