コミュニティ清和のメンバーと、市原市加茂地区で空き家と移住希望者をマッチングする事業を行っている「開宅舎」さんに視察に行ってきました。
開宅舎の高橋さんは地域おこし協力隊として空き家利活用に従事し、任期満了時にそれまでの活動を引き継いで、自らの事業として立ち上げられました。高橋さんのお話しはどれも大変参考になったのですが、私がいちばん感心したことがあります。
開宅舎さんは地域に移住された方の暮らしぶりを紹介する「月刊開宅」という小冊子を毎月発刊しています。私はてっきり移住を検討されている方へのPR用として作られているのかと思ってましたが、実は違うんです。
これは地域の方々に向けて「今度こういう方が来られましたよ」と移住者の自己紹介に使うんだそう。古くからそこに住んでいる人にとっては、どんな人が引っ越してくるのか心配だし、移住される方はこれから地域の方々と上手くやっていけるか不安。
その小冊子を通じて地域と移住者をつなぎ、双方の不安をなくし、移住者がその地域で安心して豊かに暮らせるためのお手伝いをする仕事。これは、不動産会社ではなかなかできない事ですね。
空き家に光を -開宅舎
http://kaitaksha.com